「チロと星空」
図01あらすじ
 チロと星仲間達との十二年間にわたるおつきあいは、ごく平凡ながら、それは楽しくゆかいなものでした。チロが星仲間達の一員に加わってくれたおかげで、 コトはいつも意外な方向にひろがりをみせてくれるのでした。チロ天文台長とのささやかなエピソードは星仲間達をびっくりさせたりするのでした。その中でア ストロなべはチロの大好物で、いつも食べていました。他にも、チロが子供を産んだり、大地震がおこったりしました。

図02感動した場面
 チロの健康診断のため、係付けのじゅう医のところをたずねたときのことです。チロは健康で家に帰ろうとしたとき、茶色っぽいうすよごれたイヌをだきかか えた学生服を着た少年が、息せき切ってとびこんできました。そのイヌは、学生服を着た少年が河原に捨ててきたイヌでした。しかし、そのイヌはマムシにかま れそうになった学生服の少年をかばい、自分(イヌ)がかまれたというのです。その後は、チロもどうなったかは知らないが、きっと元気になっていることをチ ロも信じています。

図03感想・学んだこと
 私が、チロと星仲間達を見て学んだことは人間だけにかぎらず、動物もみんな仲良くして楽しいときはみんなで楽しみ、何かが起こったときはみんなで解決を す るということです。私も、チロと星仲間達のような友達を作っていきたいです。ときには、知らなくて何かをしでかしてしまうこともありますが、「知らなかっ たのだから仕方がない」と怒らないでいます。私はこういうところを見習いたいです。


図04おすすめ
 私のチロと星仲間たちの中でおすすめは、最初にもでたアストロなべです。 アストロなべのアストロというのは、天文とか宇宙という意味の言葉で宇宙的不思議味といった意味あいをこめ、アストロなべといっているのでした。「ここ は、本当は観測所じゃなくて、歓食所だったのか」などと、だじゃれめいていう星仲間もいるほどでした。チロ台長も、アストロなべが大のお気に入りでした。 いつも自分のお皿分をペロリとたいらげて、あとはおいしそうなものをハシでつまみあげた星仲間の横にぎょうぎよくおすわりして「ちょうだいな」とお手をし て、ちゃっかりそれをせしめてしまうのでした。


図05主人公だったら
 もし、私がチロだったらみんなと仲良くできなかったり、いろんな人を楽しませたりすることができなかったと思いました。チロが死んだ時いろんな人が来 て、銅像をつくったり、本をつくったりしてチロのことをありがたく思っていたことを現していました。しかし、私だったらそんなことはないと思いました。

図06読みたい本
 私がこれから読みたい本は、人間でも動物でも何でもいろんなことに役だっているような話が書いている本です。だれかのやくにたち、その人をたすけていく ことをうったえたり、教えたりするのだと思いました。私も、このような本のように、だれかのやくにたちだれかを助けたいとおもいます。